みどりのえいご

英語の資格学習などについての体験記です

自己紹介

みなさんこんにちは、みどりと申します!

2020年4月から英会話力向上を目的に英語学習を始めて、日々Twitterで勉強記録を報告しています。

このブログでは、資格試験などについて書きたいと思っています。

 

簡単な自己紹介です!

  • 大学は生物系の修士を卒業。
  • 卒業後メーカーの研究員として、英語はあまり使わずに働いていました。ごくたまにメールやオンライン会議で英語を使う機会あり。
  • 現在転職し、特許事務所で翻訳関連のお仕事をしています。

 

こちらは英語関連の今までの流れです。

  • 2020年4月から英語の勉強開始
  • 2020年4月~2021年8月:ネイティブキャンプ
  • 2021年12月~2022年7月、2023年1月~3月:DMM英会話
  • 2020年第三回英検準1級合格
  • 2021年8月念願のTOEIC900点越え(915点:L445, R470)
  • 2021年10月TOEIC950点(L480,470)
  • 2021年10月~2022月2月に翻訳のオンラインスクールに通う
  • 2022年10月転職。英語を読む量が格段に増えました。
  • 2022年3月英検1級合格!

 

ブログを作成してからずっと放置してしまっていたのですが、英検1級の2次試験を受けるにあたって色々な方のブログをとても参考にさせていただいたので、私もこれから受ける方のお役に立てればと思い再開しました。

よろしくお願いします!

 

英検1級受験記その2・2022年第3回~1次対策編~

こんにちは!

2022年度第3回の英検1級を受験し、ついに合格をすることができました。

(1回目の受験についてはこちらの記事にて!)

midori-eng.hatenablog.com

この記事では、今回行ったことについて振り返ってみたいと思います!

1次試験結果

まず1次試験の結果がこちらです。

内訳

  • リーディング

13/25, 3/6, 9/10 (25/41)

  • リスニング 

10/10, 6/10, 4/5, 2/2 (22/27)

 

長文の読解とリスニングは元々過去問を解いた際に合格基準を超えていそうだったので、対策していません。そのため、今回は語彙と英作文の対策を行いました。

点数を見ていただくとお分かりになるかと思いますが、語彙に関しては対策不足の状態で受験することになりました…。

こんな感じなので本当に参考にならないんじゃないかと思って書くのを迷ったのですが、過去の私のように「読解とリスニングはできるのにあと一歩が届かず落ち続けてる…」「英作文の対策の仕方が分からなさすぎる…」という方が英検沼を抜け出すきっかけになればと思い、まとめてみたいと思います。それではまずは語彙対策から!

語彙対策

前回の受験時はmikanという暗記アプリを使用してパス単を勉強し、わりと覚えた状態で試験に挑んだのですが、思ったよりも知らない単語が多く出てきました。

そこで今回は「英検1級でた単」というアプリを使用しました。

こちらは過去の英検で正解や不正解として出題された単語が網羅されており、パス単よりもかなりボリュームがあります。

毎回英検のテスト後に網羅率も出されているのですが、今回もかなりのカバー率だったそうです!

全然点が取れていない私が言っても説得力が皆無ですが、このアプリをしっかりやりこめば点を上げられそうだと感じましたので、おすすめです!

また、語彙対策はこつこつ時間をかけて勉強すれば、それに比例して点数を上げられる分野だと思います。

語彙で安定して点が取れると、目に見えて合格が近づくので安心して勉強できるという効果もあります。逆に私はここができなかったので、試験直前はもう棄権しようかと考えたり、試験を受けた後も自己採点をしてもうだめだと思ったりしていました…!これから勉強される方には、私を反面教師にして是非語彙対策もしっかり行ってもらえればと思います。

英作文対策

今回の1次試験は英作文のおかげで合格したと言っても過言ではありません。

まず使った教材・行ったことはこちらです。

  • 英検準1級ライティング大特訓
  • 英検1級ライティング大特訓
  • Nabeさんのライティング添削講座、zoom講座

前回までは英作文完全制覇を主に英作文対策として使用していましたが、今回は使用しませんでした。教材については相性も大きいと思うので、合うものを使うのが良いと思います!私の場合はライティング大特訓の方が合っていたようです。

まずはじめに

これまで3回受験した際は、英検1級対策の定番の英作文完全制覇を使用して英作文を写経したり自分で作ったりと、自分なりには対策していたつもりでした。にも関わらず、毎回24点や25点といまいち点が取れませんでした。改善点も分からず、どのように対策をすれば良いのかも見当がつきませんでした…。

そんな時、TwitterNabeさんのライティング講座について知り、1人でやっていてもまた同じ結果になると思って、思い切って申し込むことにしました!

Nabeさんの講座では、英作文の構成や展開の基本をとてもわかりやすくご指導いただけるだけではなく、勉強の際におすすめのツールや参考書、勉強方法などについても教えていただけました。

講座に興味を持った当初の私は英作文の添削を受けるレベルではなかったことから、まずはおすすめしていただいた参考書を使って基礎を固めていくことにしました。

それでは実際に行ったことについてまとめていきます!

対策その1. 準1級のライティング大特訓で基礎固め

1級を受けるのに準1級?と不安になられるかもしれませんが、結果としては準1級と1級の両方をやって大正解でした。私は準1級を受験した時にこのシリーズを使っていなかったので、新たに入手しました。

準1級で書き方の基礎固めをして、1級で英作文の中身や表現方法などより実践的な内容を学ぶようなイメージでした。

教材の良いところ
  • 文法ミスランキングで頻発ミスを学べること
  • 1級の大特訓よりも解説が丁寧で、サンプル英作文のどこがなぜダメなのかしっかり説明してあること

準1級の頻発文法ミスは、1級を受ける人でもよくあるものが多いようです。間違えやすいポイントが分かりやすくまとめてあるので、対策の後半や試験の直前にも見直しました!

また、サンプル英作文の解説を通じて、英作文の書く際の基礎を学ぶことができます。なぜこの書き方ではだめなのか?どうすれば良くなるのか?を色々なパターンを通して知ることで、どう書けばいいのかが分かるようになってきます。

教材の使い方

Chapter 2~4は、英作文の基本的な書き方や頻出するミス、類語の使い分けなどについてまとめられてあるので、何度も読み返しました。1級の参考書に移ってからも適宜見直していました。

Chapter5~7は実際に英作文を書くためのトレーニングになります。私は英作文の型を身体に浸み込ませたいと思ったため、参考書にはマーカーをしながらしっかり読んで、英作文をノートに書き写しました。

ただ、ここで時間をかけすぎて1級の参考書に移るのが試験1ヶ月前になってしまい、対策の時間が足りなくなってしまったことと、英作文の内容や語彙的にも1級と比べると少し易しいことを考えると、ノートに書く必要まではなかったかもしれません。

準1級の参考書から始める方も、試験日から逆算して早めに1級の教材に移ることをおすすめします!

対策その2. 1級のライティング大特訓で1級のレベルを身につける

準1級で基礎固めを行った後は、そのままの流れで1級の参考書に移りました。

教材の良いところ
  • 英作文が準1級から一貫した書き方で書かれているため、無理なくレベルアップできること。私は英作文完全制覇の方も使っていたことがあるのですが、そちらはこのシリーズとはまた違ったアプローチの書き方になっています。せっかく準1級で型を学んだので、同じような書き方で1級レベルに移る方がスムーズでした。
  • 準1級よりもトピックの量が多いこと。それぞれに背景知識がまとめられてあるので、英検1級の英作文に必要な知識をつけていくことができます。
  • また、語彙や表現のレベルがちょうどいいと思いました。難しすぎないので、実際の英作文で真似することができます。サンプルエッセイから積極的に盗んで、使いこなせるようになれば高評価が得られる英作文になると思いました!
教材の使い方

この参考書では、主に問題演習と英作文のネタ集めを行なっていきました!

  • 問題演習

まずはノートに手書きで英作文を書いてみて、その後パソコンに打ち込んでGrammarlyに入れて文法をチェックしました。その後、元の手書きの英作文に改善点を書き込みました。今ならChatGPTを活用するのも良いですね!

時間的にあまり演習を積むことができず、実際に自分で作成できた英作文は5個しかない状態で試験に臨んだのですが、間に合わなかったトピックはマーカーを引きながら読み込みました。

また、これは時間がない方も是非何度かやっておいてほしいのですが、文字数の感覚を確かめるため、テストの直前には実際の答案と同じサイズにテンプレートを印刷して書くようにしました。

  • 英作文のネタ集め

英検1級の英作文では、時間制限のある中で基本的に理由を3つ書くことになります。そのため、どんなトピックが来ても瞬時に3つの理由を思い浮かべられるように、ネタ帳を作って暗記するのがおすすめです。

私はエクセルを使ってトピックと理由3つを書いたオリジナルのリストを作成しました。

その際、ただ理由をひとこと書くのではなく、実際に英作文を作成する際に書きやすいように、文の流れをイメージしながら理由をまとめていきました。このトピックリストの作成には、1級ライティング大特訓の英作文例と、背景知識まとめのページが役立ちました!

トピック数としては、合計52個になっていました。

また、このリストは持ち運んで昼休みなどにも見返すようにしていました。テストの直前に見るのにもとても役立ち、心を落ち着けながらテスト開始を待てるのでお守りとしてもおすすめです。笑

対策その3. 添削を受ける

今回の英検対策で一番点数に直結したと思うのが、この「添削を受ける」ということでした!参考書での独学だけでは合格はなかったと思うくらいです。

特に、信頼のできる先生から添削を受けることは、Grammarlyなどを使用してただ機械的に文法ミスを直すのとは大きな違いがありました。

添削といっても色々な方法があると思います。例えばネイティブに添削してもらえるサービスだったり、オンライン英会話中に先生にお願いする方法だったり…。

しかし、英検1級の英作文であれば、英検の英作文を熟知した先生を頼るのが一番の近道になると感じました。

 

今回私は準備が思った以上に遅れていて、試験1か月前に自作の英作文が1つもない状態でした。

そのため、添削をお願いしたのは1本目の英作文になってしまったのですが、それでも一度自分なりに1本の英作文を完成させ、評価していただくことはとても効果的でした。

  • 文法的なミスについて
  • 英作文の構成方法について
  • 具体例の出し方について

などを自作の英作文をもとに指導していただけるので、参考書で独学していても気づけない自分の癖に気づくことができます。これが実力をつけるためにとても効果的でした!特に、文の流れについて改善点を教えていただき、どのようにすれば論理的な英作文になるかを教えていただけたのがとても参考になりました。

また、せっかく丁寧に指導していただいたんだから!と、最後まで諦めずに勉強を続けることができたのも、添削を受けた効果の1つです。

 

私の説明だけではなかなか伝わりきらないと思うのですが、添削を受けることの効果については、私の先生のNabeさんが作成されているNoteを見ていただくのが一番かと思います!

note.com

(私の実際の添削もお恥ずかしながら掲載されています)

他の1次試験合格者の方の添削も載っており、実際の添削の様子や合格者のレベル感を知ることができます。合計8名の英作文の添削が掲載されている充実の内容なので、Nabeさんの添削講座を体験することができます。

また、私は英作文の対策中に一番困ったのが、合格のレベル感が分からないということだったのですが、そのような方には是非おすすめしたいです!

まとめ

今回の受験で感じたことが、英検1級合格には英作文が不可欠だということです。

その理由の1つは、英作文の点数配分の大きさにあります。数点あげるだけで合計点はかなり上乗せされます。今回語彙がかなりグダグダな状態で受験し、実際は読解問題も相性が悪くて思っていたよりさらに点数が取れていないのですが、英作文で大幅に点数を上げられたため合格することができました。

また、その英作文の点数についても、書き方のコツを学べば、格段に点数を上げることができる!ということも今回の受験で実感しました。

そして、そのためには、信頼できる先生から指導を受けることが近道になるよ!ということをお伝えしたくて、この記事を書かせていただきました。

 

簡単ですが、以上が1次試験の対策で行ったことになります。少しでも参考になれば幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

英検1級受験記その2・2022年第3回~2次結果と考察編~

こんにちは!

今日は英検2次試験の結果発表でした。この記事では、2次試験の結果について当日を振り返りながら点数の考察をしてみたいと思います。

英検1級2次の結果

まず最初に、結果はこちらです!

なんと合格していました!INTERACTIONの10点が何よりも嬉しいです!発音、文法も必死に話している間崩れまくっていたと思うし、スピーキングは社会人になってから始めたようなものでずっと苦手意識があるので、予想以上の評価に驚いています。

振り返ると試験前はずっと不安で、とくに最後の方はTwitterでもDMMの先生にも弱音を吐いてばかりでした。

最後まで2分ぴったりのスピーチはできるようにならなかったし、たくさん作成した原稿は覚えられていないし、試験2日前のDMM英会話で初めましての先生から辛口アドバイスを貰って落ち込むこともありました。

試験当日もとりあえず質問に答えて喋り続けることはできたけど、それ以外に自信があるところがなくて、今日結果を見るのがとても怖かったです。なのでこの点数には自分が一番驚いています!

Twitterの勉強仲間のみなさんと模擬面接会をしたことや、DMMでずっと練習に付き合ってくれた先生の存在など、応援してくださる方々に励まされてなんとか最後まで諦めずに頑張ることができました。

ちなみに早速DMMでお世話になった先生に結果を報告したのですが、嬉しさのあまり今日はうまく英語を喋ることができませんでした。先生も喜んでくれてお互いにこにこでした。笑

点数の考察

(2023/3/17追記)

今回の点数について、試験当日を振り返りながら分析してみたいと思います。当日についてもレポートしていますので、話した内容についての詳細はこちらをどうぞ!

midori-eng.hatenablog.com

それでは当日の様子を振り返りながら点数について推測してみます!

SHORT SPEECH…7点

  • 反省点

トピック選びに時間がかかり、ぼんやりと2つのポイントを思い浮かべた状態でスピーチに突入したこと。

また、全く準備をしたことのないテーマだと、分野ごとの定番の表現の使いまわしなどもし辛く、いちから話すことを考えて口から出さないといけないため、スムーズに話すことができませんでした。

具体的に中身を振り返ると、1つ目の理由「人々の行動の方がお金より大事だ」については、なんとか具体的なサポートとして「政府が正しく資金を使えなければ、先進国が途上国に投資をしても無駄になることがある」と言うことができましたが、2つ目の理由「技術の発展の方がお金よりも大事だ」については例が思い浮かばず、抽象的なことを繰り返すだけになり、完成度の高いスピーチとは言えませんでした。

  • 良かった点

まずは、イントロと結論で喋るテンプレートを決めて練習していたこと。トピック選び中は混乱していますが、話し慣れたイントロを落ち着いて話すことで、堂々とスピーチをしている印象を与えられると感じていました。そのため、イントロはあえてゆっくりはっきり喋りました。また、結論についても、練習をしている際に時間に迫られていて慌てる場合も多かったため、簡潔な結論を用意して毎回それを使うようにしていました。スピーチ中は焦っている状態であることが多いと思うので、最初と最後は何も考えずに口から出てくるようにしておくと負担が減って中身に時間と頭を使えるのでおすすめです。

そして次に、2分のタイマーが鳴るまで話し続けるようにしたこと。結論に入ったあと、少し時間が余っている感覚があったため、おきまりのフレーズを話し終わった後に少し付け足しました。話しているうちにタイマーが鳴り、最後まで言わせてもらって終了だったので、確実に2分は話せたと分かっている状態でQ&Aに進むことができ、大幅なミスはないだろうと安心材料になりました。

  • まとめ

7点ということは2人の面接官それぞれの点は3点・4点だと思うので、2分間の間しゃべり続けたこと、スピーチの型ができていたこと(イントロ・理由2つ・結論を約2分で)がそれぞれの面接官から最低3点は貰えた結果につながったのではと思います。

他の項目よりも低い結果となりましたが、これはスピーチ内容の薄さのため、全体の完成度が下がり、8点が貰えなかったのだろうと感じています。

INTERACTION…10点

  • 反省点

せっかく満点をいただけたので、反省点はなしで!

と言いたいところですが、早口になってしまったことが反省点です。4分程度のはずのQ&Aで5問も回答したということは、答えた内容が短かったか、話すペースが速すぎたかです。点数を考えると内容は大丈夫ということだと思うので、早口だったのだと思います。

これはオンライン英会話で練習をしている時にもいつも言われていたことで、ゆっくり話すことで文法ミスを減らすことができ、発音もはっきり聞き取ってもらいやすくなります。また、その方が話しながら考える時間を持てるので、内容的にも完成度が高くなるはずです。

  • 良かった点

つなぎ言葉を意識的に使って、全ての問いに自然に答えることができたこと!質問が難しいな~というときも、黙り込んだり、「あ~、え~」と変にフィラーを入れるよりも「It’s a difficult question.」など、何でもいいので口に出してつなぐように練習していました。

また、面接官から鋭い質問や、自分と反対の考えが飛んでくることもあると思いますが、必ず相手の質問や意見を一旦受け止めることも意識していました。「That's true.」や、「I partially agree with you.」など、いきなり反論するのではなく、相手の言葉を肯定してから、「However,....」と自分の意見を言うようにしました。英検の面接はディベートではないので、相手に対抗するのではなく、円滑なディスカッションをするイメージで、ポジティブな印象を与えながら相手に自分の意見を受け入れてもらえるように話していました!

ポジティブな姿勢は試験全体でも意識していて、トピックで立場を選ぶ時にも前向きな立場に立つようにしていました。

例えば今回だと、お金が全てを解決するに賛成(ネガティブ寄りの答え)にした場合、その後のQ&Aでは「でもこういうことはお金よりも大事なんじゃない?」と聞かれたとしても、「いいえ、お金の方が大事です!」「お金がないと解決できません!」と、どんどんネガティブな方に話の流れがいくことになります。それよりも、「こういう方法も問題解決には効果的です!お金以外にも手はあります!」と提案していく形の方が前向きな議論ができます。ポジティブな立場に立つと印象が良いだけではなく、何より自分自身が質問に答えやすくなります!

また、聞かれた内容への答えをまずはっきりと述べることも意識しました。私は練習時にズバッと答えを言うことが苦手で、回りくどく説明しがちでしたが、聞いている方としてはまず最初に問いへの答えがあるとストレスなく聞けると思います。

もう一点、一番良かったと思うところが、自分の得意な話題への誘導がうまくいったことです!質問には答えつつも、さらに関連する話題を盛り込むことで、自分のやりやすい方にもっていくことができます。また後程2次対策の記事で触れたいと思いますが、スピーチの準備段階の時点でできるだけ同じ理由を色々なトピックで使い回せるようにと準備を行っていました。

  • まとめ

今回のこの点数は、準備が全てだと思います!というのも、私自身長期留学の経験もなく、オンライン英会話を2年ほどやっている程度で、未だに言いたいこともうまく表現できないことが多いからです。にもかかわらず満点を貰えたというのは、

つなぎ言葉や肯定的なリアクションを入れて自然に話をつないだこと

・スピーチ練習を通して、背景知識・話せる話題を増やしていたこと

この2点に尽きます。あとは質問との相性もあったと思いますが、準備をやればやるほど得意なトピックも増えていきます。個人的には今回の結果は、スピーキングが得意じゃなくても、準備することで乗り越えられるということを証明できたかなと思います!

GRAMMER & VOCABULARY…8点

ここについては、特に意識できていませんでした。(意識する余裕がありませんでした・・・!)

オンライン英会話で練習していたときの評価としては、こんな感じでした。

・小さいミスはあるけど全体的には話せている

・語彙はある程度簡単な語彙を避けて話すことができている(準1級の英作文レベルを目指していました。具体的にはenhanceやencourage to、beneficialなどを使うようにしました)

なので、完璧な文法で話すことができなくても、おおむね大きなミスなく話せることと、簡単な語彙(increase, goodなど)以外も使うことができるとそれぞれ4点程度は貰えるのかなと思いました!

PRONUNCIATION…8点

1次合格から2次までの短期間で実力を上げるのは正直なところ難しいと思ったので、細かな発音は諦めて、話し方だけでも英語らしくしようと思っていました。

例えば語尾に余分な母音を入れないように意識したり、極端な日本人なまりはできるだけ抑え、抑揚を意識してみるなど。

でも実際はなかなか改善するのが難しくて、録音を聴くたびに日本語発音から抜け出せずにがっかりしていました。この状態で試験を受けたので、発音がネイティブのように流暢じゃなくても問題ないと思います!

オンライン英会話での評価は、聞き取りやすい、分かりやすいと言われることが多かったですが、決して上手くはありません。なので採点は、ある程度伝わる発音であればそれぞれの面接官から4点を貰えるのかなと思いました。

その他心掛けたこと

  • まず第一に、大きな声で喋ること!普段声が小さくて聞き返されることも多い私は、伝わらなければ発音も内容もちゃんと評価してもらえないと思ったため、大きな声を出すように気をつけました!
  • 二人の面接官の両方に目線を向けること。評価をつけるのは二人なので、片方の質問に答える時も自然に二人とアイコンタクトを取るようにしました。また、自然な会話になるよう心がけました。

以上、点数についての考察でした。ただの一個人の感想ですが、何かのご参考になれば嬉しいです。

今後の目標

今後も相変わらず英会話力向上を目指していきたいと思っています!具体的にはC1レベルが目標です。英検1級でもC1の評価はでていますが、versantなどのスピーキングテストでの達成を目指したいです。

昔からの夢である「海外ドラマを字幕なしで見ること」も大きな目標の1つです。まだ字幕ありでもなかなかすべてを理解することができないので、こつこつと実力を上げていきたいと思っています。

以上、英検1級2次試験の結果と考察でした。お読みいただきありがとうございました!

英検1級受験記その2・2022年第3回~2次当日編~

こんにちは、みどりです!

最初に英検1級を受けた2021年10月頃に記事をいくつか書いてから、すっかり放置してしまっていたブログを再開したいと思います。

今回2022年度第3回の英検1級を受験し、4回目の挑戦で1次を突破して2次試験まで受けることができました。

この2次対策の際に色々な方のブログの体験記を参考にさせていただき、またとても励まされたので、私も誰かのお役に立てればと思っています。

まずは記憶が新しいうちに、2次試験の当日について書きたいと思います。追々1次試験や2次試験の対策についても書いていけたらなと思います!

 

試験までの流れ

12:50集合で、到着した順に受付になるので早めにつくと良いと聞いていたので、12時頃に到着しました。

到着時には既に玄関の周りに受験生らしき方々が数名集まっていました。

ほどなくして受付が開始しました。受付後は袋を渡され、スマートフォンは電源を切って入れるので、その後見ることができません。

私は結構前の方に並ぶことができたので、待機室では2列目でした。机にはカードが置いてあり、2枚分記入します。そわそわしながらも、すごく緊張はしていませんでした。事前に印刷しておいた自作の英作文を眺めながら待ちました。

13時ごろになると、最初の1列の方が案内されていき、2列目なので1回転してからかなぁ…とぼけっとしていると、2列目も案内されるとのことだったので面接室の前の廊下に移動しました。

面接室前の椅子に座ると、タイムキーパーの方に採点カードと受験票・本人確認票(1次の時の半分)を渡して本人確認を行います。

その後、部屋に呼ばれて面接開始です。なんとその部屋のトップバッターでした!

 

入室~あいさつ

面接官は男性二人で、面接が始まる前に廊下を通った時は楽しそうに雑談している声が聞こえました。フレンドリーなネイティブ(名前の響きと陽気な雰囲気からイタリア系っぽかった。完全な想像ですが。笑)と知的な雰囲気の日本人でした。

最初の会話は、準備してきた自己紹介などは聞かれず、今日の調子はどうですか?この後は何したいですか?でした。

私は緊張してるけど試験が楽しみでした!この後買い物に行きたいです、ここ最近英検の勉強のために行けなかったので!と、面接官の方の会話の始め方があまりに自然だったので、普段のオンライン英会話の時のように答えてしまいました。

この会話の時点で既に文法がぐちゃぐちゃになってしまったのが後悔です・・・。日本人の面接官がなにやらチェックをしているように見えましたが、文法に1を付けられていないことを願うばかりです。

 

いよいよスピーチ!

トピックはなんだか全て難しく見えました…。あまり正確じゃないかもしれないのですが、こんな風なお題だったと思います。

・お金は全てを解決するか?

・今、ホームレスへの意識が足りていないか?

・人々は科学技術に頼りすぎているか?

・インターネットは世界を複雑にしすぎているか?

あと1つは忘れてしまいました。

 

選んだのは、お金は全てを解決するか?です。

一度も考えたことのないトピックで、かつ答えにくいものを選んでしまいました。ただ、他のトピックはスタンスを決めるのすら難しかった(とこの当時は思っていました)ので、普段なら避けたいはずの抽象的すぎるトピックを選んでしまいました。ちなみに最後の10秒まで迷っていたので、なんとか理由を頭に浮かべただけの状態でスピーチに入ることに。

立場は反対を選びました。現実的な答えとしては賛成かもしれないのですが、賛成してしまうと理由がそれ以上出なくなりそうだ、Q&Aも厳しくなりそうだと思ったので反対にしました。

お金は全てを解決するか?

立場:反対

・問題解決には人の行動の方が大事
日本は途上国にたくさん投資をしているが、受け取り側の国が適正に使わなかった場合効果がないことがある。

・問題解決には科学技術の発展の方が大事
あまり具体的なことは言えていませんが、お金だけあっても、技術の発展なしに地球温暖化などの問題を解決することはできない等。

結構ひどい内容でしたが、なんとか理由を2つ挙げて2分と少しで結論まで喋りました。体感ではかなり早口になってしまったと思います。普段DMMなどで先生と練習するときはゆっくり喋れるのですが、少しでも緊張が入るととても早口になります…。

 

続いてQ&Aに。

苦しいスピーチを終えた後、Q&Aが始まりました。

まずはネイティブ面接官の質問から。この方はずっとにこやかで、おかげで緊張がほぐれました。質問を始める前に難しい話題を選びましたね!とこれまた自然な会話風にお話ししてくれたので、つい「そうなんです・・・!」と返事をしてしまいました。

Q1 (ネイティブ)忘れました…

Q2(日本人)科学技術の発展には、お金が必要じゃないか?

私もそう思います。でも、創造力の方が必要です。Googleなどアメリカの大手IT会社は、お金ではなく、創業者の創造力により発展しました。その結果、社会に大きな変化をもたらしました。

Q3(日本人)創造力はどのように育てられるのか?

コミュニケーションの機会をもつことで育てられます。今はインターネットのおかげで、いろいろな文化的背景を持つ人との交流ができます。

Q4(ネイティブ)貧しい家庭にお金を配ることで、問題が解決すると思うか?

もちろんお金は助けになりますが、それだけでは不十分で、社会のサポートも大事です。例えばギャンブルに使ってしまうなど、他の問題があることもあるからです。そのような家庭にお金だけ渡しても、根本的な原因の改善にはなりません。平等な教育や、親へのジョブトレーニングなど、社会的なサポートが必要です。

Q5(ネイティブ)ベーシックインカムについてどう思うか?

必要だと思います。ベーシックインカムは、生活するために必要なお金を配るシステムですが、少子高齢化の今の日本の状態では将来この政策が必要になると思います。そのために、資金がもっと必要になりますが、そのために裕福な人からもっと税金を集める必要があります。なぜなら、国内でも裕福な人と貧しい人の格差が問題になっているからです。

 

相変わらず緊張でものすごく早口だったので、5問目を答えている間にタイマーが鳴り、最後まで喋らせてもらって終了でした。

本当はもっと格好良い構文や高度な単語を使って話したかったのですが、私の英語力では日本語換算するとこれくらいの喋り方だと思います…。

 

体感としては、「お金は大事だ」という主張はとても強いので、「でも他にも大事なことがあります!」と返すことになりとても厳しかったです。英語でこんなに屁理屈を捏ねたのは初めてです。笑

最初日本人の面接官の方は真面目な顔をしていたので不安だったのですが、Q2で実際の会社の名前を出して説明したところで少し納得した顔をされたような、雰囲気がほぐれた気がします・・・!(気のせいかも。笑)

ネイティブの面接官は終始にこにこ、フレンドリーな雰囲気の方で本当にやりやすくて有難かったです。

最後にネイティブの面接官にお買い物楽しんでね!と言われ、私も今日は有難うございました!と言って退室しました。

受けてみた感想

まずはトピック選びの難しさを感じました。え、どうやって答えたらいいの?と思うような問い方が多く頭が真っ白でした。

帰ってきてから考えると、科学技術に頼りすぎているか?を選んで、反対の立場に立って、「この技術をもっと活用すべきだ!」と遺伝子工学やAIによる自動運転など、まだ十分に活用されていないと思う科学技術を挙げれば説得力のあるスピーチと楽なQ&Aになっただろうなあと思いました。

インターネットは世界を複雑にしすぎているか?も、賛成の立場でインターネットの欠点(個人情報の拡散やサイバー犯罪など)を挙げれば良かったですね…。

意外な聞き方をされていることに惑わされず、落ち着いて問題文を読み解く必要があると思いました。それが難しいのですが!

 

Q&Aは、難しい立場に立ってしまったのでかなり厳しかったのですが、その中でもなんとか答えが思いついたので喋ることができました。

また、面接官の方々の協力的な姿勢もあり、「創造性」や「ベーシックインカム」など対策したことのある話題に持って行けたのが良かったと思います。

Q2で「創造性」のキーワードを出したおかげで食いついてもらえたのか、喋りたさそうにしているのを感じて乗ってもらえたのか分かりませんが、Q3で聞いてもらえました。

また、税金関係も対策したことのあるトピックで、背景知識としてベーシックインカムについて調べて自分なりの意見を持っていたので、少しは対策したことを活かせたと思います。

この「お金は何でも解決するか?」のようなトピックは、ぱっと見の感覚的には賛成なのですが、賛成の立場に立った場合スピーチで理由が挙げられず、Q&Aは想像もつきません・・・。なので同じ厳しいにしても反対の方が答えやすいのだろうと思いました。こんな抽象的なトピックは選ばないに越したことはありませんが・・!

何はともあれ、止まらずにしゃべり続けることができた点と、自分が喋りやすい方に持って行けた点は良かったと思います。おそらくスピーチと文法はめちゃくちゃです。

合否に関わらず今後の課題は山ほどあるので、明日からまた勉強を続けたいと思います。

それでは最後までお読みいただき有難うございました。これから英検1級を受ける方に、当日の雰囲気を少しでも感じていただける記事になっていれば嬉しいです!

 

2023/3/15追記

結果と考察編はこちら!

midori-eng.hatenablog.com

第280回TOEIC結果 (2021/10/24午前)

こんにちは。

10/24に受験したTOEICの結果が発表されました!

当日の感想がこちら。

midori-eng.hatenablog.com

 

さっそくですが、結果です!

f:id:midori_eng:20211109213904j:plain

ついに900点台後半に突入することができました・・・!

今回は周りの環境も良く落ち着いて実力を発揮できたと思います。

意外なのがリーディングの出来で、前回と点数は同じなのですが、それまで400点台前半だったので一気に伸びました。

これまでリスニング先行型の得点をしていたので、ここにきてリスニングとリーディングの差がなくなってきたことに驚いています。

元々900点を目標に受け始めたので、これでTOEICには一旦区切りをつけて英会話と英検に集中したいと思います。

とはいえ本音を言えば満点が取りたくなってしまいます…!これがTOEICの沼なのか。

 

11/23追記

アビメが届いたので正解数を割り出しました!

TEX加藤さんのブログで失点数を計算することができます。

リスニングは0/0/2/3/0 なので95/100

リーディングは1/0/1/2/1 なので95~/100(リーディングは被りがあるため正確な失点数は出せません)

苦手なポイントが割り出せるので、是非やってみてください!

英検1級受験記その1・2021年度第2回~1次試験結果編~

こんにちは。

先日受けた2021年度第2回の英検1級1次試験の結果が発表されました。

結果がこちら!

f:id:midori_eng:20211025220849p:plain

英検1級1次試験結果

悔しい…!自己採点からライティングがよっぽどできていないと落ちるとは思っていたのですが、やっぱりだめでした。

一番の敗因はリスニングで大失敗したことですが、語彙の正解率を上げきれなかったこと、英作文のレベルが低いことも課題です。リスニングは過去問ではいつも8割を超えていたので特に対策しませんでした。

 

今後の対策

  • 英作文対策にベストティーチャー(ライティング添削とスピーキングのレッスンという珍しいタイプのオンライン英会話スクール)をやろうかな?
  • 英作文問題完全制覇をやりこむ
  • 面接大特訓は英作文対策にもなるので継続
  • パス単の代わりに、網羅率の高いといわれるでた単をやる
  • リスニング対策に過去問を解くか問題集を買うか迷い中

手が届きそうで届かなかったのが本当に悔しいです。でも受かってしまったらもう単語の勉強も英作文も真剣にやり直すこともなかったと思うので、今回の結果をプラスにも捉えています。さっそく来年1月にある第3回を受験予定です。

第280回TOEIC感想 2021/10/24

こんにちは。

今日TOEIC受験された皆様、お疲れ様でした。

いつもツイッターで感想をつぶやいていたので文字数制限があったのですが、今日はせっかくブログがあるのでゆるくまとめてみたいと思います。

難易度の感想を書くのは初めてなので全然違うかもです。

 

受験回:第280回(2021/10/24 午前)

フォーム:バラを嗅ぐ女性のフォーム

難易度感想

Part1:やや難

Part2:やや難

Part3:普通

Part4:普通

Part5:普通

Part6:易

Part7 SP:普通

         DP:普通

         TP:やや易

 

リスニング感想

Part1は単語が理解できなかったのか、1~2問あやしい問題がありました。

Part2は質問に直接答えない応答ばかりでした。そういう傾向があると知っていたので落ち着いて解けましたが、最近のTOEICの傾向に慣れていない方は戸惑うかも。1文目をよく聞いて理解し、明らかに会話が成り立たない答えを削ると選びやすいです。

Part3、4は普段通り。集中力が途切れて聞き取れなかったところが何問かありました。

リスニングまとめ

Part2は直接的に答える質問がほとんどなく、答えが予想し辛い傾向にあると思いました。また、Part3,4も英検1級ほど難しい内容を話すわけではないのですが、最初から最後まで気を抜かず会話を理解しなければ落としてしまいます。

改めてリスニングは集中力勝負だと感じました。

 

リーディング感想

Part5は素直な問題が多く、解きにくさはあまり感じませんでした。ここでは10分使いました。

Part6はたまに穴埋めが文脈から選びきれなくて苦手なパートなのですが、今回は分かりやすいほうかなと感じました。ここでは7分使いました。

Part7は今回は読みにくい文章にも出会わず、すんなり解けたと思います。10分残して終了したので、チェックを入れていた問題の復習をして何問か答えを修正しました。

リーディングまとめ

今回のリーディングは基礎的な文法や読解力があれば対応できるように感じました。8月受験の際に対策としてでる1000をやっていたのですが、今回のテストもパート5でわりと納得しながら解けたので、かなり有効だと感じました。

 

以上感想でした。

 

追記(2021.10.9)

結果が発表されました!詳しくはこちら

midori-eng.hatenablog.com

 

英検1級受験記その1・2021年度第2回~受験編~

こんにちは、みどりです。

私は今、英検1級に挑戦しています。

この記事では、英検1級1次試験を受けるまでの経緯~実際に行った対策について書きたいと思います。

受けることを決めたきっかけ

まず、準1級に合格したのは2021年3月でした。

実はこの頃すでにTOEICは885点を取得し、1級を視野に入れて勉強はしていたのですが、手始めに準1級の過去問を解いたところ語彙問題が全く解けないことが判明…。

そこで一旦準1級取得を目指し、無事合格しました。

取得後はまた資格試験からは一旦離れてオンライン英会話中心の勉強に戻り、勉強を続けていました。

その後2021年7月からTOEICと英検1級の勉強を開始したのですが、実はこれは転職活動がきっかけでした。

どうしても転職活動をする前にTOEIC900点と英検1級が欲しい・・・。

ということで、ほぼ同時進行で進めていくことになりました。

 

その時の試験のスケジュールが

2021/7/7 勉強開始(パス単1級メイン)

8/1~8/21 TOEIC対策

8/22 TOEIC受験(念願の915点取得しました!)

8/23~10/9 英検1級対策

10/10 英検1次試験

10/11~10/23 英検2次対策をしながらTOEIC対策

10/24 TOEIC受験

10/25 英検1次結果発表

という感じです!

8月のTOEIC対策にさけた時間は実質1か月もなく、よく目標達成できたなと思います。

実は当日はリスニングでかなり崩れてしまい、試験を受けた当日にこれはだめだ!と思い10月も申し込んでしまいました。

TOEIC900点越えの対策についてもまた今度書きたいと思います。

せっかく申し込んでいるので10月の試験も自己最高点を目指しています。

 

英検1級の勉強を始めた時の実力

さて、英検1級の勉強を始めた時の実力についてですが

20年度第2回の過去問を解いた結果が、

リーディング

1:11/25

2:2/6

3:8/10 

合計 21/41 (51%)

リスニング

1:9/10

2:8/10 

3:4/5

4:2/2

合計 23/27 (85%)

合わせて正解率68%でした。

準1級に引き続きやはり語彙が足を引っ張っています。

リスニングは勘で解いた問題が多く、実力より正解してしまった印象でした。

しかし、語彙力の得点率の悪さが目立ったことや、準1級で無対策だった英作文が足を引っ張ったことから、

今回リスニングについては特別な対策はしないことにしました。

まさかこれが本番に大失敗を引き起こすとは…。

 

1次試験対策で行ったこと

英検1級1次対策として行ったのは、以下の2つです。

・語彙力強化

・英作文対策

準1級の反省を生かして、英作文にもかなりの時間を割きました。

f:id:midori_eng:20211020174729j:plain

使った教材はこちら

語彙対策

・英検パス単1級(4訂版)

・mikan

・語彙問題完全制覇(ジャパンタイムズ

 

英作文対策

・ここで差がつく!英文ライティングの技術

・英作文問題完全制覇(ジャパンタイムズ

 

語彙対策について

パス単はmikanと書籍を併用しました。

完成度としては試験当日までにmikanで9割正解できる状態にしました。

私は覚えるのが遅かったので、初めの1か月は毎日書籍で1単元進めてとにかく目に触れる回数を増やすスタイルで、

2周程度した頃からmikanも同時に進めていきました。

語彙問題完全制覇はTOEICの試験が終わった後から開始し、1日約50問題分ずつ進めていきました。

最終的には試験までの1か月と少しで3周しました。

 

英検の語彙学習では熟語の出題数が少ないことから単語のみを行う方が良いという作戦を聞いたことがあり、

始めは私もそうしようと思っていたのですが最終的には熟語もやってよかったです。

単語と比べて熟語の方が出題範囲が狭いので、(出題数が少ないので当たり前ですが)パス単でかなり網羅されていると感じたからです。

一方単語は、語彙問題完全制覇を解いている時にもパス単4訂版ではカバーしきれていないと感じました。

もし今から単語帳を選ぶなら、12000語レベルの語彙が学べる「究極の英単語 頂上級の3000語」か網羅率の高いとされるアプリの「出た単」にすると思います。

 

英作文対策について

英作文対策では、まず「ここで差がつく!英文ライティングの技術 英語はIではじめるな!」で基本的な型を学びました。

今年に入って1周していたので、演習は必要なところだけやりながら4日でざっくりと復習しました。

この参考書は英作文初心者の私にもかなりわかりやすく、真似することで英文らしい英文が書けるようになるのでとてもおすすめです。

英作文を勉強したことがない方の初めの1冊としても良いと思います。

実際英検1級の英作文でも、この本で学んだ書き方をベースとして作文しました。

 

英作文の書き方を身に着けた後は、「英作文問題完全制覇」を使用して演習を行いました。

この参考書は前半のコンテンツブロックと後半の実践問題に分かれており、

英検1級の受験に必須と言われているほどのとても有難い本です!

かなりのボリュームがありますが、貧困や戦争など普段あまり考える機会のない社会問題についてエッセイを書くために必要な知識を一通り身に着けることができます。

 

進め方としては、コンテンツブロックを1日1テーマ読み進めた後は早速問題演習にかかりました。

問題は全てで30問あり、それぞれに賛成と反対の解答例がついています。

元々の計画では1日1題解くつもりだったのですが、語彙問題との両立が難しく最終的には解答ポイントの把握に作戦変更しました…。

エクセルで自分の解答をそれぞれ作成し、ankiという記憶用アプリに入れて直前の1週間で頭に入れました。

また、当日も印刷して持って行ったのですが、試験直前にもポイントを確認することができるので対策が間に合っていない方におすすめです。

 

1次試験自己採点

英検は試験翌日の昼には解答速報がホームページで公開されるので、自己採点しました。

リーディング:30/41 (73%)

リスニング:17/27 (63%)

まさかのリスニングで過去問含め一番悪い結果をたたき出してしまいました…。

この時点で合格ラインの70%に届いていません。完全に英作文次第です。

 

10/25に1次試験結果が公開されるので、それまでTOEICと2次対策をしながら待ちたいと思います。