こんにちは、みどりです。
私は今、英検1級に挑戦しています。
この記事では、英検1級1次試験を受けるまでの経緯~実際に行った対策について書きたいと思います。
受けることを決めたきっかけ
まず、準1級に合格したのは2021年3月でした。
実はこの頃すでにTOEICは885点を取得し、1級を視野に入れて勉強はしていたのですが、手始めに準1級の過去問を解いたところ語彙問題が全く解けないことが判明…。
そこで一旦準1級取得を目指し、無事合格しました。
取得後はまた資格試験からは一旦離れてオンライン英会話中心の勉強に戻り、勉強を続けていました。
その後2021年7月からTOEICと英検1級の勉強を開始したのですが、実はこれは転職活動がきっかけでした。
どうしても転職活動をする前にTOEIC900点と英検1級が欲しい・・・。
ということで、ほぼ同時進行で進めていくことになりました。
その時の試験のスケジュールが
2021/7/7 勉強開始(パス単1級メイン)
8/1~8/21 TOEIC対策
8/22 TOEIC受験(念願の915点取得しました!)
8/23~10/9 英検1級対策
10/10 英検1次試験
10/11~10/23 英検2次対策をしながらTOEIC対策
10/24 TOEIC受験
10/25 英検1次結果発表
という感じです!
8月のTOEIC対策にさけた時間は実質1か月もなく、よく目標達成できたなと思います。
実は当日はリスニングでかなり崩れてしまい、試験を受けた当日にこれはだめだ!と思い10月も申し込んでしまいました。
TOEIC900点越えの対策についてもまた今度書きたいと思います。
せっかく申し込んでいるので10月の試験も自己最高点を目指しています。
英検1級の勉強を始めた時の実力
さて、英検1級の勉強を始めた時の実力についてですが
20年度第2回の過去問を解いた結果が、
リーディング
1:11/25
2:2/6
3:8/10
合計 21/41 (51%)
リスニング
1:9/10
2:8/10
3:4/5
4:2/2
合計 23/27 (85%)
合わせて正解率68%でした。
準1級に引き続きやはり語彙が足を引っ張っています。
リスニングは勘で解いた問題が多く、実力より正解してしまった印象でした。
しかし、語彙力の得点率の悪さが目立ったことや、準1級で無対策だった英作文が足を引っ張ったことから、
今回リスニングについては特別な対策はしないことにしました。
まさかこれが本番に大失敗を引き起こすとは…。
1次試験対策で行ったこと
英検1級1次対策として行ったのは、以下の2つです。
・語彙力強化
・英作文対策
準1級の反省を生かして、英作文にもかなりの時間を割きました。
使った教材はこちら
語彙対策
・英検パス単1級(4訂版)
・mikan
・語彙問題完全制覇(ジャパンタイムズ)
英作文対策
・ここで差がつく!英文ライティングの技術
・英作文問題完全制覇(ジャパンタイムズ)
語彙対策について
パス単はmikanと書籍を併用しました。
完成度としては試験当日までにmikanで9割正解できる状態にしました。
私は覚えるのが遅かったので、初めの1か月は毎日書籍で1単元進めてとにかく目に触れる回数を増やすスタイルで、
2周程度した頃からmikanも同時に進めていきました。
語彙問題完全制覇はTOEICの試験が終わった後から開始し、1日約50問題分ずつ進めていきました。
最終的には試験までの1か月と少しで3周しました。
英検の語彙学習では熟語の出題数が少ないことから単語のみを行う方が良いという作戦を聞いたことがあり、
始めは私もそうしようと思っていたのですが最終的には熟語もやってよかったです。
単語と比べて熟語の方が出題範囲が狭いので、(出題数が少ないので当たり前ですが)パス単でかなり網羅されていると感じたからです。
一方単語は、語彙問題完全制覇を解いている時にもパス単4訂版ではカバーしきれていないと感じました。
もし今から単語帳を選ぶなら、12000語レベルの語彙が学べる「究極の英単語 頂上級の3000語」か網羅率の高いとされるアプリの「出た単」にすると思います。
英作文対策について
英作文対策では、まず「ここで差がつく!英文ライティングの技術 英語はIではじめるな!」で基本的な型を学びました。
今年に入って1周していたので、演習は必要なところだけやりながら4日でざっくりと復習しました。
この参考書は英作文初心者の私にもかなりわかりやすく、真似することで英文らしい英文が書けるようになるのでとてもおすすめです。
英作文を勉強したことがない方の初めの1冊としても良いと思います。
実際英検1級の英作文でも、この本で学んだ書き方をベースとして作文しました。
英作文の書き方を身に着けた後は、「英作文問題完全制覇」を使用して演習を行いました。
この参考書は前半のコンテンツブロックと後半の実践問題に分かれており、
英検1級の受験に必須と言われているほどのとても有難い本です!
かなりのボリュームがありますが、貧困や戦争など普段あまり考える機会のない社会問題についてエッセイを書くために必要な知識を一通り身に着けることができます。
進め方としては、コンテンツブロックを1日1テーマ読み進めた後は早速問題演習にかかりました。
問題は全てで30問あり、それぞれに賛成と反対の解答例がついています。
元々の計画では1日1題解くつもりだったのですが、語彙問題との両立が難しく最終的には解答ポイントの把握に作戦変更しました…。
エクセルで自分の解答をそれぞれ作成し、ankiという記憶用アプリに入れて直前の1週間で頭に入れました。
また、当日も印刷して持って行ったのですが、試験直前にもポイントを確認することができるので対策が間に合っていない方におすすめです。
1次試験自己採点
英検は試験翌日の昼には解答速報がホームページで公開されるので、自己採点しました。
リーディング:30/41 (73%)
リスニング:17/27 (63%)
まさかのリスニングで過去問含め一番悪い結果をたたき出してしまいました…。
この時点で合格ラインの70%に届いていません。完全に英作文次第です。
10/25に1次試験結果が公開されるので、それまでTOEICと2次対策をしながら待ちたいと思います。